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博多若杉流、本格博多雑煮の作り方
もつかれさまです~!【自称:もつ鍋・水炊き博多若杉の想い伝道師】SNS担当のさっきーです! 気付けば12月も終盤…。朝晩の冷え込みが厳しくなり、「もういくつ寝ると、お正月~♪」なんて口ずさむ頃となりましたね。 お正月といえば、日本の家庭ではさまざまな伝統料理が食卓に並びますよね。私の大好きなもつ鍋を囲むのはもちろん! 年越しそばやおせち、お煮しめ、そしてお雑煮! お正月料理の中でも、特に「お雑煮」は地域や家庭によって、味付けや具材が異なる、日本の多様性を感じられる特別な一品ではないでしょうか? 実は私、小さい頃から食べていた実家のお雑煮しか知らなかったのですが、今回「博多雑煮」を改めて作ることで、その魅力を再発見しました。 今日は「博多若杉流、博多雑煮の作り方」を詳しくご紹介します! 博多雑煮ってどんなもの? 皆さんは、「博多雑煮」にどんなイメージをお持ちですか? 私は母が作ってくれたお雑煮、具体的には醤油味で牛肉が入ったものが日本のスタンダードだと思っていました(笑) ところが今回、母に改めて聞いてみたところ、「子どもでも食べやすいように、牛肉を砂糖醤油で味付けして、出汁を注いでいたのよ」と教えてもらい、実はこのお雑煮は我が家流だったということが判明! 一方、「博多雑煮」とは、福岡ならではの特産物や伝統食材をふんだんに使った、具だくさんで豪華なお雑煮のこと。 特に欠かせないのが、福岡を代表する伝統野菜「かつお菜」。 名前の通り、ほんのり香るかつお出汁のような風味が特徴で、独特のほろ苦さが魅力です!! 🎍「かつお菜」についての豆知識🍃かつお菜は、博多に古くから伝わる野菜で、高菜の仲間です。その特徴的な名前の由来は、茎の部分にカツオ節のような風味があることから来ていると言われています。このユニークな風味が、博多雑煮に深い味わいをもたらします。かつお菜は、濃い緑色をした肉厚で縮れた葉を持ち、見た目にも力強さがあります!その風味が食欲をそそり、博多の冬には欠かせない食材です。また栄養も豊富で、特にカルシウムやビタミンCが豊富に含まれており、健康にも良い影響を与えてくれます! 今回私は、そんな博多雑煮を初めて作ることにしました! 実際に作ってみよう! 今回の挑戦には、博多若杉料理人のやっさんが力強い味方に! やっさんから直伝のレシピと調理のコツを学びつつ、いざ初挑戦です。 材料の下ごしらえ まずは下ごしらえが必要な食材たちを準備します。 博多雑煮は「ひと手間」が味の決め手になるので、下ごしらえは丁寧に行いましょう! 干しシイタケ:サッと洗って水で戻します。 里芋・人参:皮をむき、里芋はぬめりを取るために、軽く洗います。その後、沸騰したお湯で下茹で。ここでのポイントは、「煮崩れ防止のため、沸騰後は弱火でコトコトゆでる」 ことです。 かつお菜:熱湯でサッと茹でてから冷水にくぐらせ、水気を絞って食べやすい大きさに切ります。→この茹で加減が、出来上がりの食感を左右します! 野菜に八方出汁で味を含ませる 次に、野菜に下味をつけます。「八方出汁」と呼ばれる万能調味料を作り、野菜を炊きます。 八方出汁の作り方 出汁:みりん:醤油を 4:1:1 の割合で混ぜ、中火で温めます。 これに、下茹でした「里芋」「人参」「シイタケ」を加えて弱火で5分ほど煮込んだら、火を止めてそのまま冷ましておきます。この間に味がじんわりと染み込んでいきます♪ ブリと鶏もも肉の下ごしらえ 続いて主役級のたんぱく質、ブリと鶏もも肉の準備です。 博多雑煮におけるブリは、必須存在です。なぜなら、ブリは「ヤズ」「イナダ」「ハマチ」と成長するごとに名前が変わり、最後に「ブリ」と呼ばれる出世魚であることから、縁起の良い食材として祝いの席で優遇されているからです。 博多の雑煮にブリを入れるようになった理由には諸説ありますが、その一つとして挙げられるのが、「嫁ブリ」と呼ばれる風習です。 博多では、年末になると嫁方の里へ「嫁さん」 「ぶりがよい」との願いを込めて、大きなブリを一本贈る習慣があったとのこと。 この風習が、正月のおせち料理や雑煮にブリを使うきっかけになったとも言われています! 塩を振り、30分冷蔵庫で休ませる→これで余分な水分と臭みを取り除き、下味をつけます。 焼き目をつける→フライパンで香ばしい焼き色を付けましょう。オーブントースターでもOKです!※焼き目は風味のアクセントになるので、ぜひひと手間を。 いよいよ味付け! ここからが仕上げの工程。いよいよお雑煮を完成させます! 出汁を作る水700ccに昆布を入れ、中火で温めます。沸騰直前で昆布を取り出すと、まろやかな風味に。 具材を加えて煮込む昆布出汁に、焼いたブリと鶏もも肉を入れ、さらに八方出汁で味を調えます。沸騰後は丁寧にアクを取り除くことで、クリアで上品なお雑煮に仕上がります! お餅を温める別の鍋にお湯を沸かし、弱火で優しくお餅を温めます。お湯の表面、お餅が表面に浮かんで来たら、食べごろです。 盛り付け彩り豊かにお椀に盛り付け、最後にお出汁を注ぎ入れます。かまぼこや柚子の皮(松葉柚子)を添えると、見た目も華やかでお正月らしさが際立ちます! 博多雑煮を作ってみて 完成したお雑煮を味わうと、お出汁の優しい香りと具材それぞれの旨味が調和し、心がほっと温まる味わいでした。 作る前は「手間がかかりそう」と思いましたが、工程を一つひとつ丁寧に進めれば意外と簡単!何より、出来上がった時の達成感が格別です。 最後に 博多雑煮は、地域の伝統と家族の温かさが詰まった特別な一品。 今回のレシピが皆さんのお正月を彩るお手伝いになれば嬉しいです! 本日も最後までご覧いただきありがとうございました!次のnoteでまたお会いしましょう~(≧▽≦)♪
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あがのレモン収穫祭に行ってきました!(後編)
もつかれさまです~!【自称:もつ鍋・水炊き博多若杉の想い伝道師】SNS担当のさっきーです! 本日の内容は「後編」です! あがのレモン収穫祭に行ってきました!(前編)では、あがのレモンの魅力や、博多若杉がかかわることになった経緯などが楽しめます♪ 地域と若者の未来をつなぐ、あがのレモン 先日、福岡県福智町で行われた「あがのレモン収穫祭」では、私たちSkywardHDは『屋台de若杉(※)』として参加いたしました。(※前編でお話した内容です。) 実はこの『屋台de若杉』には、SkywardHDに興味を持ってくれた大学生も【秋のインターンシップ】として参加していたのです。 遠くは佐賀や下関から、インターンを希望する学生が7名も参加した「あがのレモン収穫祭」。あがのレモン収穫祭に関わる人たちの話をより詳しくお聞きするためにも「座談会」と銘打った、インタビューの場が設けられました。 今回のnoteではその座談会にて、地元でレモン農家を営む平野八十八さん、「7世代キャンプ」を経営し、地域活動を続ける日高将博さん(通称:ジャンボさん)、そしてSkywardHDのかのんマネージャーが参加した時の様子をお届けいたします🍋✨ レモン栽培に懸ける思い~平野八十八さん~ 「イノシシが隠れる藪を減らし、夜は畑を荒らされないように工夫する日々です。」と平野さん。 レモン栽培を始めた理由は、イノシシの隠れ家となっている藪を減らすためでした。 「鳥に食べられない果物って何だ?酸っぱいレモンなら手を出さないかもしれない、そんな思いつきから始めました。」 全くの素人からスタートしたレモン栽培ーー。 はじめは収益化もできず、苦労の日々が続いたことを話してくれました。 「でも、中途半端では終われない。若い世代に引き継ぐためにも、レモンの木を増やし、たくさんの実がなるようになりました。まだまだチャレンジし続けていきますよ。」と語る、平野さんの力強い言葉に心を打たれました!! 地元を再生する力~日高将博さん(ジャンボさん)~ 「海外での支援活動に没頭していましたが、ある日、実家の裏山が荒廃しているのを見て愕然としました。」 中国やアフリカなど、世界中で社会支援に取り組んできたジャンボさんが福智町に帰郷したのは、地元の環境を見て強い危機感を覚えたからだと言います。 「子どものころめっちゃ遊んでた裏山がぐちゃぐちゃになっているのを見て、俺今まで何やってたんだろうって思ったんですよ。それで放置林になっている裏山をキャンプ場に再生しようって、決心したんです。でも僕、木の切り方すらわからなくて(笑)そんな時、平野さんに助けてもらったんです。」 平野さんの協力を得た結果、なんとたった1年でキャンプ場を完成させ、福岡県内でも口コミ評価第3位(民間では1位)を獲得する人気スポットになったというから驚きです! 現在も平野さんと共に地域再生に取り組むジャンボさんは、「面白がる力が大事」と語ります。 「どんな課題も、どう面白がれるかがカギ。平野さんのレモン栽培もそうですが、誰もが魅力を感じられる取り組みにすることが、地域活性化のポイントだと思います。」と、笑顔で語ってくれました! Skywardと地域の未来~かのんマネージャー~ 居酒屋博多若杉時代含め、20年以上SkywardHDを切り盛りし、今もなお最前線で活躍し続ける、かのんマネージャー。 かのんマネージャーにとってのSkywardHDは「家族のような存在」だと語ってくれました。 「私たちはただもつ鍋を作り、そして売っている会社ではありません。福岡の美味しいものを通じて、人々が楽しい空間を作り、地域が元気になる手助けをしたい。食を通じて社会に貢献したい!それが私たちの想いです。」 また、私たちSkywardHDと福智町さんとの関わりは、ふるさと納税の返礼品として、もつ鍋を提供し始めてからは6年にもなります! 「福智町のレモンを通じて、地元の皆さんがもっと自分たちの住む街に自信を持てるようになって、自分たちの地元を好きになる人が増えることを願っています。」 そこから思い描く、さらに壮大なビジョンをについても話してくれた、かのんマネージャー。 「私たちは食を通じて、皆さんが明日への活力を持ってもらえたらいいなって考えています!美味しいものを食べて、『明日も頑張ろう!』と思ってもらえることで、社会全体がもっと元気になれたらいいなって。それが私たちSkywardHDとして食を通じ、社会貢献、地域貢献できる方法だと考えています!」 学生たちへのメッセージ 最後に、平野さん、ジャンボさん、かのんマネージャーの3名から、未来を担う学生たちへのエールが贈られました。 平野さん: 「物事を中途半端にしないこと。何事も本気で楽しむことが、未来を切り開く力になる、嫌いなことはしない方が良いよ。自分の好きなこと一生懸命したらいいよ。」 ジャンボさん: 「みなさんに『月を見てきれいだなと思う、あなたの心が美しい。』という言葉を贈ります。月を見てきれいだなと思う、その心を持っているあなたが美しいのです。地域の課題も、面白がることができるか?が大事です。自分ならではの視点で、いろんなことに挑戦してください!」 かのんマネージャー: 「人と関わり、共感し合いながら取り組むことで、きっと新しい道が開けると思います。積極的に人と関わって、たくさんの人とお話してね!」 未来を担う若者たちと地域の想いが交差した、あがのレモン収穫祭での座談会。 この座談会が、学生の皆さんにとって地域や自然への新たな視点を得る、自身の未来を考える、そんな場になっていたらいいなと感じました^^ 最後に あがのレモンの魅力や、そこに関わる人々の想いを綴って参りました本日のnote、いかがでしたか? 平野さんのレモン栽培への情熱、ジャンボさんの想いや取り組み、そしてかのんマネージャーの食を通じた熱い想いなど・・・ どの話も、ただの仕事や活動ではなく、心から自然を愛し、楽しみながら地域を元気にしようとする姿勢が感じられたものでしたね^^ これからも私たちSkywardHDは、地域とともに歩む企業として、食を通じて社会に貢献し、次世代へと受け継がれるような価値を創造していきます。 まずは、あがのレモンをはじめとする、福智町の魅力をもっと多くの方に伝えられるよう活動を続けていきます! 本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました! また次のnoteでお会いしましょう(≧▽≦)♪
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あがのレモン収穫祭に行ってきました!(前編)
もつかれさまです~!【自称:もつ鍋・水炊き博多若杉の想い伝道師】SNS担当のさっきーです! さて、本編に入る前に少しだけ…最近の面白エピソードをご紹介させてください! 業務の一環として、Instagram担当として投稿を制作している時のこと。 12月に入り、クリスマスな雰囲気を感じるところも多くなってきたので、Instagramの投稿でも「クリスマスなもつ鍋」を作ることになりました。 去年は「ツリーと共にパリピなもつ鍋」を作ったため、今年はちょっと路線を変えようと思い「もつ鍋でサンタ」を作ってみました。 ▼パリピもつ鍋の様子は、こちらから読めます。 その試作の時に私が作ったサンタが…コチラ!!! もつを髭のようにしたくて頑張ったんですけどね…おじいちゃん感が全く出ず、しっとりとした男の子が爆誕したことをご報告させていただきます(笑) 今後もこういった投稿は、器用なロビンにお願いしちゃお…! はじめに みなさんはレモン狩りに行ったことがありますか? 私は先日、生まれて初めてのレモン狩りを体験して参りました! 秋晴れの中行うレモンの収穫は、とっても気持ちよかったです😊✨ 私が人生初のレモン狩りを体験させていただいたのは、福岡県福智町上野(あがの)『あがのレモン収穫祭』でした! 実はこのイベントでは、レモンの収穫以外にも、あがのレモンを使った楽しいイベントがたくさん出店されました! この収穫祭では私たち博多若杉も、とても素敵なご縁で関わらせていただくことになったため、その理由や背景を、これからお話しさせていただきますね! あがのレモンについて 色々と収穫祭での体験をお話しする前に、まずはあがのレモンのご紹介をさせてください🍋 あがのレモンとは、福岡県福智町上野(あがの)で育てられた、安心安全なレモンです。(※化学農薬、化学肥料、除草剤、ワックス、不使用!) このレモンを手がけているのは、オーナーの平野八十八さん(78歳)。 実は平野さん、年間100頭以上ものイノシシを狩る猟師でもあります。 猟師としての経験から、荒れた山林が生態系に与える影響を痛感し、『なんとかしなければ!』と行動を起こしました。 過疎化と高齢化が進む上野の里。 この美しい自然と故郷を守るため、平野さんは山林整備の一環としてレモンの苗木を植え始めたのです。 これが、あがのレモンの誕生秘話です! レモンを育てる中で、平野さんの中には新たな想いが生まれました。 それは『かつて多くの人が訪れ栄えていた上野の里を取り戻したい!』という願いです。 地域の復興と未来を見据えた、平野さんの挑戦が詰まったレモン、それが、あがのレモンなのです。 そして、あがのレモンの最大の魅力は、なんといってもその香りと味わい! ひと口かじると、爽やかな酸味と濃厚な果汁が広がります🤤 農薬不使用で育てられているので、皮まで安心して使えるのも嬉しいポイントです。 実際に収穫したレモンを手に取ると、ひとつひとつがずっしりと重たく、生命力にあふれているのを感じます。まさに、自然の恵みがぎゅっと詰まっているレモンだと思いました😌 平野さんの想いに共感した「日高夫婦」の存在 そんな平野さんの想いに共感したのが、2022年に福智町に移住し、キャンプ場経営を始めた『日高夫婦』です。 一人でレモンを植え、育てている平野さんの力になりたいと思い、キャンプ場を手伝ってくれていた若者のボランティアを集め、昨年初めてのレモン収穫祭が開催されました! あがのレモンの想いに触れ「博多若杉」にできることは、何か? 福智町さんとのご縁の中で、私たちはあがのレモンの活動内容を知りました。 レモンの背景にある平野さんや地域の皆さんの想いに触れる中で、『私たち博多若杉にも何かできることはないか?』と心が動かされました。 そんな時に思いついたのが、“あがのレモンを使ったもつ鍋”でした! 爽やかなレモンの香りと、濃厚なもつ鍋の味わいが絶妙にマッチするのではないかと考え、試作を重ねた結果、誕生したのが 『あがのレモンもつ鍋』 です!! 一日限定の【屋台de若杉】開催! レモン収穫祭のイベントでは、『あがのレモンもつ鍋』と称して、屋台形式で振舞わせていただくという、大変貴重な機会をいただきました! ひんやりとした秋の空気の中、湯気が立ち上るもつ鍋の香りが広がると、次々と足を運んでくださるお客様の姿が! この一日限定のイベントでは、なんと 180食以上 の『あがのレモンもつ鍋』をお楽しみいただき、見事完売! 『屋台de若杉』にご来場いただいた方々からいただいたアンケートでは、 おいしい! サッパリしていて食べやすい! ほんのり香るレモンの香りがよかったです。 レモンの風味が効いた意外な組み合わせで美味しかったです! というお声を寄せていただき、心の中で思わずガッツポーズ(`・ω・´)b まるで店舗時代の博多若杉に戻ったような、賑やかで楽しい時間を過ごすことができました。 イベントを通じて、あがのレモンともつ鍋がこんなにもたくさんの方に喜んでいただけることを実感し、改めてこのご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。 12月上旬!博多若杉より「あがのレモンもつ鍋」が新商品として登場します! 『屋台de若杉』で大好評だった「あがのレモンもつ鍋」ですが、期間&数量限定で博多若杉に登場いたします! 醤油ベースのスープとあがのレモンの爽やかさが絶妙にマッチし、これまでにないもつ鍋体験をお届けします。 寒い季節にぴったりな、元気をくれる一鍋をぜひお楽しみください! 私も実際にいただいたのですが、濃厚なのに後味すっきりで、いっくらでも食べられちゃいますよ…♡ \comming soon…!/ 発売が開始されましたら、各種SNSやメルマガ、LINE等でお知らせをさせていただきます! ぜひチェックしてみてくださいね😊🍋 次回予告 次回は、あがのレモンを育てる平野さん、収穫祭を支える日高さん、そして博多若杉のかのんマネージャーによる熱い座談会をお届けします! 『レモン栽培に込めた想い』『地域への愛』『あがのレモンが繋ぐ未来』――深く語られたエピソードをぜひお楽しみに😊 今回のnoteの内容は、Instagramでも紹介しています! 最後まで読んでいただきありがとうございました! またお会いしましょう~(*‘∀‘)
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博多どんたく港まつり2024に行ってきました!
5月といえば緑色の木々に、気持ちがいい風、行楽シーズン真っ只中の楽しい季節✨ 4月後半~5月前半はゴールデンウィークということもあり、あちらこちらでイベントが開催され、個人的にも「そわそわ!わくわく!」としてしまう大好きな季節です(´▽`*) みなさんは今年のゴールデンウィーク、どのように過ごしましたか?🥺 私は、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日に、生まれて初めて【博多どんたく港まつり】に行って参りました!※以降【博多どんたく港まつり】を「博多どんたく」と呼ばせていただきます。 まずは私が、なぜ「博多どんたく」に行こうと思ったのか?についてをお話しさせてください! 私は「博多若杉」を運営している「株式会社Skyward」に入社してからというもの、ありがたいことに福岡の文化に触れる機会をたくさんいただいております! お祭りの盛んな福岡では、一年を通して大小様々なお祭りが開催されておりますが、私は福岡生まれ福岡育ちにもかかわらず「福岡三大祭り」と呼ばれるお祭りに、ひとつも参加したことありませんでした。 まずは福岡が誇る「福岡三大祭り」を体験したい!! この掻き立てられる衝動が今回「博多どんたく」に行きたいと思った、最大の理由です! ▼2023年に体験したお祭りの体験記はこちらから さらになぜ私が「福岡三大祭り」を体験したいと思っているかというと…… 博多若杉の商品をお届けする際に使っている「梱包箱」に「福岡三大祭り」の様子が描かれており、『自称:博多若杉の想い伝道師』としては絶対に体験しておきたいお祭りだと感じているからです! 今回のnoteでは、「博多どんたく」といえば、福岡のお祭りの中でも大変有名なお祭りなのにもかかわらず、なぜ私はウン十年と福岡に住みながら「博多どんたく」に行ったことがなかったのか? そして、実際に体験してみてどうだったのか? そういった内容に触れていきたいと思います✨ まるで一緒にお祭りに行ったような感じで、お楽しみいただけますと幸いです(≧▽≦) それでは、モッツゴーーー✊✨✨ 私が生まれてから今まで「博多どんたく」に行かなかった理由 ゴールデンウィークって、本当にどこに行っても混みますよね……! 車で出かければ渋滞に巻き込まれますし、どこに行っても大行列です。 さらに私は「博多の町」を、本当にいつ行っても人がたくさんいて、込み合ってる町だと思っていて・・・ 私が住んでいる町から博多へは、「公共交通機関(JR)」にて特急でおよそ30分くらいの位置にあります。特急でない場合1時間ほどかかるので、私にとって博多は「お出かけするにはちょっと遠いかな?」といった距離感の場所です(´▽`*) 『ゴールデンウィークの激込み×博多の激込み=超激込々』という勝手な方程式が私の中にできあがり、『ゴールデンウィーク、博多には近寄らないようにしよう』と思っていたのです……🥺 そんなこんなで、一番不安に感じていた混雑問題だったのですが、 ①私達が今回の移動手段に「公共交通機関」を選んだこと②早めの時間に博多へ到着するようにしたこと※私達はAM9時ごろ博多に到着するJRを利用しました🚃 この2点が幸いしたのか、「超激込々」とは感じることなく、ゴールデンウィークらしい賑わいだな~と感じる程度の込み具合でした(´▽`*) なのでみなさんが「博多どんたく」へ行く際にも「早めの行動」と「公共交通機関」を使うことをおススメいたします♡ ちなみに今回一緒に行ってくれたミクさん&エミンヌも北九州出身で、初めての「博多どんたく」だったのですが、、 『これで「博多どんたく」行ったことあるって言えるね……!』 と、みんなで「福岡県民としての大きなステージを一つ登った」ような、そんな気持ちを共有しました(笑) 実際に「博多どんたく」に行ってみた感想 13時ころから始まるパレードに備え、私達は博多駅から地下鉄を使い、二駅離れた「中洲川端」へと向かいました。 降りてすぐの博多リバレインを経由し、外に出てみると……! 「博多どんたく広場」と書かれたステージがある通路に出ました! そしてその道沿いには、パレードをまだかまだかと待つ、たくさんの人々が!! 『きっとこの方々は「博多どんたく」上級者だ……!👀✨』 と尊敬のまなざしを向けつつ、「博多どんたく」初心者🔰の私達は、その列の隙間からパレードが始まる瞬間を待つことに。 5月とはいえ、快晴の空の下ではもうすでに真夏日のような暑さで、ジリジリと肌が焼けるような感覚を覚えました🔥 数分ほど太陽の日差しを浴びながら待っていると、いよいよパレードが始まりました! 今回は時間の都合などもあり、すべての催しを見ることはできなかったのですが、私が実際に見たどんたく広場のプログラムの中から、一部の内容をご紹介させていただきます! 博多松囃子 博多松囃子は「福神、恵比寿(全国的にも珍しい夫婦恵比寿)、大黒、稚児」の四つの流れで形成されていて、博多どんたくパレードの幕開けを飾ったのち、市中を祝って回るものです✨ 「博多松囃子という言葉をかろうじて知っている」程度の知識量だった私でしたが、博多駅でいただいた「博多どんたく港まつり」の新聞を拝読したことで、博多どんたくの歴史を学びながら楽しむことができました! VIP車(会頭・市長・知事) ここでは、元アナウンサーで、福岡市長として福岡を元気にされる高島宗一郎さんの姿を拝見することもできました! 実際にお姿を拝見するのは今回が初めてだったので、とっても嬉しかったです(^^♪ 花自動車 私の今回の一番のお目当てだった「花自動車」です! テレビで見たことはあったのですが、実物を見るのは初めてで、「花自動車きたぁぁぁ!」と終始大興奮の私でした(笑) 花自動車の中に、福岡のサッカーチーム&野球チームである「アビスパ&ソフトバンクホークス」があったのですが👀 一緒に「博多どんたく」に参戦してくれたエミンヌは福岡ソフトバンクホークスの大ファンなので、彼女もとっても喜んでいました💓※なかでも柳町達選手のファンだそうです😳✨ 「花自動車」どれもとってもきれいでした~(´▽`*) 最後に 今年で63回を迎える「博多どんたく」は、1179年に始まったとされる民俗行事「博多松囃子」を起源としたお祭りで、1962年に市民総参加の「福岡市民のお祭り」となって、なんと国内外から200万人以上の人出で賑わうお祭りへと成長したそうです。 ここには載せてませんが、パレードでは地元の方々やその子供たちが一緒になって作り上げている様子が伝わってきた、見どころ満載のお祭り! 博多駅では物販が行われていたり、ボランティアで観光案内をされている人がいたりと、街全体の盛り上がりを感じることができました(∩´∀`)∩∩(´∀`∩)✨ ミクさんが物販で買った粘土で作られた手作りのおはじきです!かわいいですね♡ 福岡にお住いの方もそうでない方も、機会がございましたらぜひ一度「博多どんたく港まつり」を訪れてみてはいかがでしょうか? 福岡の良さをご実感いただける、楽しいひと時を過ごせること、間違いなしのお祭りだと思います♪ このnoteから、少しでも福岡の魅力を発信できていれば嬉しいです! それでは、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました! また次のnoteでお会いしましょう♡
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vol.42~【福岡の商売繁盛の神様】十日恵比寿に行ってきました!~
みなさま、もつかれさまです~! 最近Xの担当になり、SNSの運営を共に頑張ってくれている「ロビン」のことを、勢い余って「ロビンソン」と呼んでしまいました【自称:もつ鍋・水炊き博多若杉の想い伝道師】SNS担当のさっきーです。 ロビン……あの時はゴメンナサイ😂 先週のクイズの答え さてまずは、先週記事の中で出した、クイズの答えから発表いたします! Q.洗濯物を干すとき、ハンガーを使わない県はどこでしょう? 答えは「福岡県」でした~~~! (服をかけん、ふくをかけん、福岡県!ダジャレですね!!) 先週はコメント欄での交流も生まれ、みなさんと大変楽しい時間を過ごすことができてとても嬉しかったです! また面白いクイズを見つけたら、こちらで出していきますので、お楽しみに(*'▽') はじめに 福岡にある、由緒正しい商売繁盛の神社「十日恵比寿神社」。 福岡で商売を営む人なら知らない人はいないという、大変有名な由緒正しい神社なのですが…… 実は私、福岡在住にもかかわらず、今年まで「十日恵比須」の事を存じませんでした……🙈 今日はそんな私が、今年は店長、かのんマネージャー、ミクさん、ロビンと一緒に「十日恵比寿」に初参拝してきた時の様子をご紹介したいと思います! 十日恵比寿に初参拝してきました! 【2024年度の「正月大祭」スケジュール】1月8日(祝)初えびす1月9日(火)宵えびす1月10日(水)正月大祭1月11日(木)残りえびす 福岡県福岡市博多区にある「十日恵比寿」では、1月にお祭りごとである正月大祭が開催されており、今年はSNSチームみんなが揃う、11日に行こう!ということに♪ お天気にも恵まれ、お昼過ぎで心地よく、冬らしい冷たい空気を感じながら、1月11日(木)に行われる「残りえびす」へと行ってきました。 気持ちのいい良いお天気に恵まれました♡ 私たちの一番のお目当ては……「福引」! 「福引」では、世話人の方の「大当たりー!」の掛け声とともに「福笹」「縁起物」が受け取れるので、とってもワクワクしていたのですが…… 今年の「残りえびす」は、早い時間に終了してしまっていたらしく、残念ながら「福引」を経験することはできませんでした(泣) 残念な気持ちをぐっと切り替え、まずは参拝に行くことに。 かのんマネージャーに教えてもらって、境内反対側にある小さな鳥居のほうからお参りに行ってきました。 お参りをする店長と、かのんマネージャー。 こちらには石像のえびす様と大黒様が祀られているらしく、私のような「十日恵比寿初心者」は、こちらでお参りできることに、気付かない人も多いのではないか?と感じました。 その後、立派な注連縄がある本殿のほうへと移り、2023年がとてもいい一年だったことに対するお礼と、2024年もどうぞ博多若杉を見守っていてください、頑張ります!とお伝えしてきました✨ ※例年に比べ早い時間に「福引」が終了していたこともあり、長い時間待たずにお参りすることができました。(11日の15時頃に訪れました) 僕たちもお参りしてきたばい!! おみくじを引いてきました♪ 無事に参拝も終わり、みんなで「おみくじ」を引いてきました♪ 数あるおみくじの中から「恵比寿おみくじ」を選びました! 店長「みんなで、せーので開けよう!」 かのんマネージャー「え!え!ちょっと待って!」 さっきー「ウシ若とトリ杉がいるから、開けにくいです~(笑)」 なんてやり取りをしながら準備をして、 『せ~~~~~の!』 ばん!! 私さっきーは見事「大吉」を引き当てました~!👏👏👏 何年振りかの大吉に、大興奮しました(笑) やったね★ 『商売』 利あり 売るによし この内容の通り、たくさんの人に博多若杉の商品の【おいしさ】を伝えるべく、今年も頑張るぞ~!と気合が入りました! おわりに 本日は「十日恵比寿」に初参拝してきた時の様子をご紹介いたしましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?|ω・) 他にも「御祈願」「えびす銭」「お守り」など、私が経験していない催しもたくさんございます。 来年も「十日恵比寿」の正月大祭に訪れ、次回こそ「福引」を経験し、その他にも体験したことがあれば、レポートしていきたいと思っています♪ ちなみに「出店」はしっかりと体験して参りました(*'▽') 子供たちへのお土産に、と店長が買ってくれたお面を付けて喜ぶ私とロビン(笑) 本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました! また次の金曜日にお会いしましょう♡
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vol.27~福岡三大祭のひとつ『放生会』に行ってきました!~
9月14日(木)の朝9時頃のこと。 ピコーン♪(社内メールの音) かのんマネージャー『おはようございます!雨だねぇ・・・☔』 さっきー『雨ですね・・・(´;ω;`)』 この日は、私が先月からとっても楽しみにしていた、人生初の『放生会(ほうじょうや)(※)』に行く日♪ (※)『放生会』は福岡市東区にある「筥崎宮(勝利の神様で有名!)」にて行われる、五穀豊穣を祈る千年以上も前から続いているお祭り。博多どんたく、博多山笠に並ぶ福岡三大祭りのひとつで、毎年100万人もの来場者が訪れる楽しいお祭りです! 博多若杉の商品をお届けする際に使っている「梱包箱」にも、『放生会』の様子が描かれているんですよ♪ 博多若杉の梱包箱 箱に描かれている『放生会』のイラスト そんな『放生会』にて【2年に一度の御神輿行列】と【名物である3つのアイテム】を見るのが、今回のミッション! 今回放生会に行ったメンバーです★ 朝からしとしと降る雨に、お祭りの開催が心配されましたが、幸いにも小雨程度でお天気が持ちこたえてくれたので無事お祭りに行くことができました~! (私は雨女なので「またやってしまった~」とひそかに自己嫌悪に陥ってました😨笑) こんな大きなお祭り初めて! まず私が驚いたのは、敷地の広さと、出店の数です😳 なんと『放生会』には、約500店ものお店が出店されているとのことで、射的、くじ引き、本格的なお化け屋敷、見世物小屋など、所狭しと並ぶおいしそうなお店、楽しそうなお店♪ 子供が楽しめるユニークな催しが、たくさん開催されているのも『放生会』ならではの魅力だと感じました! せっかくなのでわが息子たちには、初のお化け屋敷に挑戦してもらい、それぞれの感想を聞いてみたところ……。 次男(6歳)は「もう絶対入らない!」と泣いて、長男(10歳)は余裕の表情でした(´ω`*) 気付けば夜に……御神輿行列の様子! その後、マネージャー&ミクさんコンビ、さっきー親子で二手に分かれスタンバイ。 いよいよ今回ひとつ目のお目当て「御神輿行列」が動き出しました! 小雨が降る中、たくさんの人が織りなす行列の様子は、ただただ圧巻。 太鼓の音や笛の音はどこか懐かしく、私には心地よく感じました😌 放生会といえば……チャンポン♪おはじき♪新生姜♪ 御神輿行列が終わった後、人波をかき分け、どうにかマネージャー&ミクさんと合流できたのですが、いよいよ本殿へ!というところで子供たちは疲れてしまい、さっきー親子は雨宿りができる出店にて一休みすることに。 その間、マネージャー&ミクさんはふたつ目のお目当てである『チャンポン』と『おはじき』の展示物を見るべく、筥崎宮本殿へと向かいました。 チャンポン(びーどろ)は、長いストロー状の筒を吹くと「チャン♪ポン♪」と音が鳴ったように聞こえることから名付けられた、薄いガラス製でできたビードロ細工で、おはじきは「悪縁をはじくとされる縁起物」として有名なもの! 本殿の展示場で見ることができるようになっていたのですが、マネージャー&ミクさんが行ったとき、ちょうど御神輿行列が戻ってきたタイミングだったそうで、あまりの人の多さから今回の見学は断念することに……。 しかし、葉っぱがついた新生姜(しんしょうが)は、出店でも多く販売されていました♡ 「なぜ新生姜を売っているのだろう……?」と疑問に感じ調べてみたところ、 ①昔この辺りには生姜畑が広がっていて、放生会のときに季節物の新生姜を販売していたという説。 ②黒田官兵衛とその恩人である加藤重徳という武将が関係しており、二人が久しぶりに再会したのが放生会で、重徳が手土産にと渡した物が、土付きの新生姜だったという説。 だそうです! 新生姜を購入したミクさんは後日、葉っぱはお風呂に、身はそうめんの薬味にしておいしくいただいたと言っていました(^^) 帰りの車では、遊び疲れた子供たちはぐっすり♡ 今年は初めてのことで右も左も分からず、マネージャーについていくので必死だった私でしたが、今年の経験を活かして来年の『放生会』はさらに楽しむぞ~♪と思いました(`・ω・´)ゞ さっきー親子、休憩中のおまけの話♪ 御神輿行列が終わった後、休憩させてもらっていたお店の話。 呼び込みの声もとっても元気いっぱいで、マネージャー&ミクさんを待っている間も、子供たちと一緒に楽しく過ごすことができました♪ 「長居してしまってすみません💦」と声をかけると「大丈夫ですよ!ゆっくりしていって下さいね!」と優しいお言葉をかけてくれた、あの時のお兄さん、お姉さん! 本当にありがとうございました(*´▽`*)♡ 最後に さっきー初めての『放生会』体験記、いかがだったでしょうか? 「福岡は人情味ある、お祭りごとが好きな、にぎやかな街だなぁ♪」と、福岡博多ならではの催しに参加するたびに感じます。 何も知らなかった頃より、もっと福岡を好きになっていくのが分かります♡ これからも「自称:博多若杉の想い伝道師」として、福岡博多の街を盛り上げるお手伝いを通じ、もっともっと私自身、福岡博多のことを知っていきたいと思います! 今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました! また来週の金曜日にお会いしましょう♡
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vol.20~飯塚山笠を見に行ってきました!(後編)~
こちらのお話は「後編」です。 フードフェスの楽しい雰囲気や、追い山が始まる前の様子は「前編」でご覧いただけます! 追い山前のプチハプニング★ 檄文発表のあと、次々と曩祖八幡宮(のうそはちまんぐう)前へと舁き山が移動します。 そう、いよいよ追い山が始まるのです! 実は全員【飯塚山笠】に初参加の私たち。 ここで思いもよらぬハプニングが勃発しました! 飯塚の土地勘がない私たち。 飯塚山笠のサイトを見たり、グーグルマップで検索してみたりしましたが、一体どこで追い山を見ればいいのか分からないのです(笑) みんなで迷った結果、「人の流れが多い方に一緒に歩いていってみよう!」とイチかバチかで移動したのが大正解! 飯塚山笠サイトの見どころコースマップにもある、昭和通り商店街にて追い山を見学することになりました! ▼飯塚山笠オフィシャルサイトのコースマップはこちら コースマップ|飯塚山笠振興会公式WEBサイト夏の飯塚市民祭、飯塚山笠振興会の公式WEBサイトです。山笠の歴史、舁き山紹介、コース、スケジュール、過去のタイムなど飯塚山iizukayamakasa.com 舁き山が走る時、【勢水】と呼ばれる水がかけられるため、道の脇にはホースやバケツなどでお水が用意されています。 店長「さっきー、私にもお水かけてください~!って言って少し浴びておいで~(^^)」 さっきー「えー!私が浴びてもいいんですかー!?」 なんて冗談混じりの会話をしながら、みんなで待っていると…… 1番手を走る二瀬流の【先走り】と呼ばれる子供たちが走ってきました。 先走りの子供たち 【先走り】が来ると、もうすぐ舁き山がやって来るという合図。 子供たちの後に続き、「オイサ!オイサ!」と勇ましい掛け声をあげて、二瀬流の舁き山が凄まじい勢いで現れました! 二瀬流の舁き山の様子 これが福岡のお祭り、山笠の迫力……!! ビリビリと感じる気迫に、鳥肌が止まりません。 続いて菰田流、西流 、東流、そして大トリには我らがクーニー&Tuくん率いる新流の大決戦。 新流の舁き山の様子 どこが優勝してもおかしくない状況……。 あとは表彰式での結果を待つのみになりました。 結果発表! いよいよ表彰式で、走った順にゴールまでのタイムが発表されます。 2023年度優勝は……10分44秒63のタイムで【菰田流】でした! 私たちが応援していたSkywardHDのメンバー率いる【新流】は、惜しくも今年の優勝山とはなりませんでしたが、今年の悔しさをバネにきっと来年さらに素晴らしい舁き山を見せてくれることと思います! 来年も必ず応援しに行きます!! みなさん、本当にお疲れ様でした! Tuくんにインタビュー! ベトナムから来たシステムエンジニアのTuくん。 Tuくんは飯塚山笠では副若頭を務めている、クーニー直属の部下です。 ※クーニーとは、SkywardHDのシステム開発に携わっている「システム大好きおじさん」!飯塚山笠でも副若頭を務めるすごい人なのですが、SkywardHDにとっても欠かすことができない存在です♡ Tuくんはベトナムにいた頃から日本のお祭りに興味をもっていて、今回進んで飯塚山笠に参画したとのこと。 5、6月ぐらいから週4で3~5キロのジョギングをして、山笠のために身体づくりをしていたそうです!立派ですね! どうして参画しようと思ったの? 山笠はお祭りの中でも、危険を伴うお祭りです。 時には過酷な状況を伴うお祭りにも関わらず、なぜ彼が参画を決めたのか聞いてみたところ、はじめは冒険心に近い好奇心から体感したいと思ったとのことでした。 しかし本番で周囲の方から感じる、サムライを彷彿とさせる勢いや雰囲気に触れ「勝ちたい!」という気持ちがあふれ出るような感覚になり、山笠当日に明らかな自分の心持ちの変化を感じ取ったそうです。 「結果として負けはしたが、自分が全力を出した結果なので悔いはないです。」と笑顔のTuくん。 飯塚山笠は日常では味わえない「男としての全力を出せる唯一無二の場」でしたと、とても楽しそうに語ってくれました! Tuくんが、お祭りの経験で得たものとは? Tuくんは、飯塚山笠で得た経験は今後の業務でも発揮していきたいと話してくれました。 山笠において「全力を出す」という経験を経て、自分に秘められたパワーを体感し、色んな業務においてまだまだ力を出せるかもしれない!と思えるようになったというのです。 私は実際に山笠を見に行ったり、山笠を舁いたTuくんのお話を聞いたりしたことで、人生には経験しないと味わえない感情や見えない景色があって、そしてその経験が私たちの毎日を豊かにしてくれるのだと感じました。 さぁ続いてのイベントは、社内行事の夏祭りです! きっと今の私には想像もできない体験が待っていることに違いありません! 夏祭りでの様子も、しっかりとnoteに書き記したいと思っているので、記事が更新がされる日を楽しみにしていてくださいね! 今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました! また来週の金曜日にお会いしましょう♡
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vol.19~飯塚山笠を見に行ってきました!(前編)~
朝、蝉の声で目が覚める季節がやって参りました。 コロナ禍による自粛ムードも落ち着いてきたこの夏、皆さまはどんな楽しい予定を考えていますか? 福岡ではお祭りの知らせが続々と届き、山笠に関しては約4年ぶりの開催となります。 実は博多若杉では商品の「梱包箱」に、博多山笠の雰囲気をデザインするほど、山笠は身近なもの。 「博多若杉としても、山笠は外せないビッグイベントやね!」という店長の言葉をきっかけに、SkywardHDのメンバーが2名参画している「飯塚山笠」を見に行くことになりました! 博多若杉オリジナル梱包箱 およそ800年近い歴史がある山笠は、博多祇園山笠から福岡各地に広まったといわれており、悪疫退散の行事として福岡を活気づけてくれています! 福岡各地で馴染み深い山笠にも関わらず、なんと私は産まれてから一度も山笠を見に行ったことがありません。 分からないことだらけの私。 「もしかして、私も舁き山を舁くのかな?」とドキドキしながら、飯塚山笠当日を迎えました! 飯塚山笠「新流」本部にて 7/15(土)一番太陽が高く、暑く感じる、15時頃。 私たちはSkywardHDのメンバーが所属する「新流」本部がある、新飯塚駅を目指しました。 空は快晴、ジリジリと焼けるような暑さでした。 新飯塚駅に向かう道には「新流」と書かれたオレンジ色の旗がたくさん立っていたり、お店が臨時休業になっていたりと、街を上げて行われているお祭りの様子を感じます。 だんだんと新飯塚駅に近付くにつれ、締め込みをした勇ましい担ぎ手の姿が見えてきました。 締め込みを身につけた皆さんから、バシバシと伝わってくる気迫。 新飯塚駅はお写真だけでは伝えきれない、漢らしさで包まれていました。 ちなみにこの辺りで「私が舁き山の舁き手になることは無い」と、ハッキリ気付きました。笑 写真撮影などが一通り終わったため、私たちは一足先に全ての舁き山が集まる予定のコスモスコモンという施設へ移動することに。 お祭りの楽しみのひとつ!フードフェス! 突然ですが、ここでみなさんに質問です。 お祭りといえば、何が思い浮かびますか? ……そう!楽しくて美味しい屋台ですよね🤤♡(安定の食いしん坊です) コスモスコモンにて開催されるというフードフェスを、私はとっても楽しみにしていました♡ 流行りのBGMが流れる開放的な空間には、思わず日常を忘れてしまいそうなほど! 焼き鳥や、地鶏の炭火焼きをはじめとした美味しい出店。 ヨーヨー釣りやミニプールなども設置されており、小さなお子さんでも楽しめる工夫がいっぱいでした♡ 追い山に懸ける想い みんなでわいわいとフードフェスを楽しんでいる間に、続々と舁き山が広場に集結してきました。 「新流」だけでも500名近い人数が参画していることもあり、あれよあれよという間に、広場は人でいっぱい! 応援に訪れている人の数を含めると、5000人ほどの人が集まっていたのではないかと思います。 前回優勝したクーニー率いる「新流」より、優勝旗が返納された後、各流れの気合が入った檄文発表がありました。 いよいよ舁き山がスタート地点である曩祖八幡宮(のうそはちまんぐう)前へ移動し、待ちに待った、追い山が始まります! 「追い山」とは、スタートからゴールの区間にかかった時間を競う、チームワークが問われる競技です。 舁き山を担ぎ全力で走ることから、どうしても危険が隣り合わせになることがある、山笠。 どうか怪我なく、舁き手の想いが存分に発揮されるお祭りになりますように……! 次回! 飯塚山笠に行ってきました!(後編)では、2023年度の追い山で優勝を手にした舁き山は、一体どこなのか!? そして実際に舁き手として飯塚山笠に参画した、SkywardHDスタッフでベトナム出身のTuくんの感想など、盛りだくさんの内容でお届けいたします! 追い山後、笑顔で写真に写るTuくん 本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました! また次の金曜日にお会いしましょう♪