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博多山笠に行ってきました!(後編)

みなさま、もつにちは!【もつ鍋・水炊き 博多若杉の想い伝道師】さっきーです😊

前回に続き、今回は【博多山笠に行ってきました!(後編)】をお届けします!

博多山笠に行ってきました(前編)はこちらから

 

早朝の「追い山笠」を体感した後も、興奮が冷めやらない私たち。

ですがこの直後、その興奮をも超える【衝撃の瞬間】に出会ってしまうとは…!

この時の私たちは、そんな想像もしていなかったのでした――。

 

きっかけは八番山笠「上川端通」

「七流(しちながれ)」の追い山笠を堪能したあと、次にやってきたのは――八番山笠!

今年の八番山笠「上川端通」の飾り山は、なんとあの人気アニメ【推しの子】がモチーフでした~✨

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実はこの山笠、飾り山でありながら、追い山の「櫛田入り」を果たす唯一の存在なんです。

高さはなんと約10メートル、重さは2トン……!その圧巻のスケールだけでも驚きですが、この山、アーケード街を通るために“伸びたり縮んだり”するギミック付きだというから驚きです!

 

上川端通の飾り山は、毎年ユニークなデザインで話題になる名物山笠だったので、今年の飾り山をこの目で見れることを、ずーっと楽しみにしていました☺️

伸びる瞬間をカメラに収めることが出来た私たちは「縮む瞬間も撮りたい~!」と、夢中に山笠を追いかけているうちに、

気づけば大博通りを通って、櫛田神社前に到着していました。

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何かに導かれるように…

櫛田神社前についた私たちは「せっかくだし、櫛田神社を見てから帰ろっか」と、ふらっと鳥居をくぐりました。

しばらく歩いていくと、もう追い山笠は終わったはずなのに、神社の前になぜか大きな人だかりができていました。

 

「えっ?有名人でも来る?」
「なんでこんなに混んでるの?」

とソワソワしつつも、ちゃっかり混ざってその場で待機していました(笑)

 

何が見れるのかな?とワクワクしていると――

西流の山笠と舁き手のみなさんが帰ってきました。

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観衆の拍手と歓声の中、全身ずぶ濡れの舁き手たちが堂々と歩いてくるその姿。

「なるほど…みんなは、お出迎えのために待っていたのか!!」

そう思った瞬間、何だかぐわ〜っと、胸が熱くなってきて…

 

「この日を、どんな想いで迎えたんだろう」
「いま、どんな気持ちでここに戻ってきたんだろう」

そんなことを想像して、涙が込み上げてきました。

まさか、こんなふうに胸がぎゅーっとしめつけられるなんて…正直、思ってもいなくて、自分でも驚くくらいでした。

……そしてその直後、私たちは「知らなかった山笠の姿」を目撃することになります。

 

圧巻の「山崩し」

西流の山笠が神社の前に戻ってきたかと思うと、山笠を前後に揺らしながら、観客と舁き手が一緒になって、唄を歌い(※)始めました。

(※博多LOVEのかのんマネージャーによると、この唄は「博多祝い唄(祝いめでた)」といい、「無事に奉納できたことを祝い、みんなの健康と発展を祈る」ため歌う、とのことでした🔥)

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その様子たるや、鳴り響く手拍子、その場にいる人たちの一体感、高らかに響き渡る歌声の迫力が、本当にすごくて!

ただただ言葉を失っていると、〆の手拍子である「博多手一本」の後に……

なんと舁き手たちが、次々と飾りをバリバリ外し始めたんです!!!

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「えっ?えっ?崩してる!?なんで!?」

と、ウシトリ(ぬいぐるみ)を片手に呆然とする私。

さっきまであんなに美しかった山が、どんどん崩れていくという衝撃の光景――。

 

実はこれ、「山崩し」といって、博多の街を走った山笠に吸い寄せられた災厄を外に持ち出さないための、伝統的な儀式なのだそうです。

取り外した飾りの一部は、家の守りとして大切に持ち帰る風習もあるとのことで……

「え、そんな意味があったの…!?」と、もう鳥肌が止まりませんでした。

▼この圧巻の様子は、博多若杉公式Xでシェアしています!

山笠って、ただのお祭りじゃない。

博多の人たちが、暮らしの中で守り神のように信じている、大切な神事なんだと、実感した出来事でした。

 

最後に。

博多若杉の歴史は、福岡で愛される飲食店としてスタートしました。

私たちが日々お届けしている商品には、この福岡・博多の土地の空気、あたたかさ、そして人情溢れる豊かな想いが詰まっていると、私は思っています。

そんな博多の夏を象徴するお祭り「山笠」を、今年こうして皆さまに伝えることができて、本当に幸せでした!

 

博多若杉のSNSやnoteを通じて、これからも福岡・博多をもっと好きになっていただけるような発信を続けていけたら、と思っています。

この記事を読んで、少しでも福岡・博多に「行ってみたいな」と感じていただけたらうれしいです😊

それではまた、次回のnoteでお会いしましょう〜!

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